鉄道のプラモデルを作る上で必要な工具類とは

工作

鉄道愛好家の中には、市販されているプラモデルでは物足りずに自分だけのオリジナルの車両を制作しようと考える人も多くいます。

鉄道のプラモデルの製作をする上で欠かすことのできない物が工具です。専用の工具の用意は作業の効率化はもちろん、仕上がりにも大きく影響します。いくつかある工具類の中で基本とも言えるのがニッパーやペンチ類です。これらはパーツを切り離す時に活躍する工具になります。切るだけなら文房具のハサミでも変わらないと認識している人もいますが、これは大きな間違いです。ハサミは柔らかい物を切るために作られているので、プラモデルのような固い物を切断すると断面が汚くなってしまいます。
ニッパーであれば力を入れずに綺麗に切り取ることができるので怪我をする心配がありません。

ニッパーやペンチ類と並んでピンセットも鉄道のプラモデルを制作する時に必要となる道具の一つです。Nゲージのようにコンパクトサイズのプラモデルを制作す場合、必然的に車内の座席などのパーツ類も小さくなります。これらを一つひとつ設置する作業を手で行うと思うように行かずに何度もやり直す羽目になったり作業効率が下がりかねません。ピンセットを使えばスペース的に指では届かない場所の作業も簡単にできます。
そのほか、仕上がりのクオリティに影響を及ぼすヤスリも忘れてはいけません。ヤスリの主な使い方は、パーツ類を接着した部分やパーティングラインの修正などです。そのほか、素材の下地磨きとしても活用できます。 一口にヤスリと言っても目の粗さによって得られる効果が違うので注意が必要です。そのため、ヤスリは複数の番手を用意して最初に粗い物から使用して徐々に細かい番手にスライドしていくと綺麗な仕上がりにすることができます。